不動産売却で任せるなら？大手不動産と地元不動産会社の特徴

不動産売却を始める際、一番最初に悩むのが不動産会社選びです。

不動産会社選びは、不動産売却を成功する上で一番重要と言ってもいいかもしれません。

今回は、大手不動産と地元の不動産会社の両方で不動産売却営業をした経験のある筆者が、大手不動産と地元の不動産会社を比較しながら解説いたします。

 

ちなみに、筆者は、大学卒業後、すみしん不動産株式会社（現三井住友トラスト不動産）に入社し関西で不動産仲介をしていました。

その後、愛媛県松山市の地元の不動産会社で、不動産仲介をした後、独立開業し今に至ります。

 

＜大手不動産会社のメリット＞

 

・信頼がある。

財務基盤のしっかりしている大手と、地元の不動産会社では顧客に与える信頼度に大きな違いがあります。

不動産売買は大きなお金が動きますので、信頼のある会社というのは大きなメリットと言えるでしょう。

 

・営業マンのレベルが安定している。

徹底した社員教育を行っていることが多く、営業マンごとに個人差はありますが、みな一定程度以上の不動産知識を持っているでしょう。

 

・集客力がある。

大手の知名度と、出店する場所、広告にかける費用など、集客する力が大手不動産にはあります。

また、複数店舗を運営しており、顧客情報を多く持っている点も大きなメリットです。

 

 

＜大手不動産会社のデメリット＞

 

・個々の売主の対応に時間をかけれない。

一人の営業マンが抱える顧客数が、大手不動産会社の場合は非常に多く、個々の案件に時間をかけることが難しいが現状です。

実際、同時に進める案件が非常に多く、査定案件だけでも10件以上抱えていたということも多々あります。

 

・臨機応変に対応できない。

大手不動産会社は、会社独自で決められたルールが多くあります。

不動産売却をしていく中で、不動産業界の慣習で行われていることも、大手不動産会社の独自ルールで禁止していれば行えないということも多々あります。

売主、買主も大手不動産会社のルールに従って不動産売却を進められる場合があります。

また、自社の顧客の中で取引を完了させようとする「囲い込み」を行う傾向があり、注意が必要です。

 

・転勤や退職が多い。

不動産売却は、売却の依頼をしてから成約まで長期間に亘ることも多くあります。

売却中に担当者が転勤したり、退職し担当者が変更することも多いでしょう。

不動産売却は、担当営業マンとの相性も非常に大事なため、担当者の変更が多いことはデメリットと言えます。

 

＜地元不動産会社のメリット＞

 

・コミュニケーションが取りやすい。

地元の不動産会社は、一度に抱える案件が少ないこともあり、担当者とコミュニケーションが取りやすく、親身に対応してもらえる傾向にあります。

また、転勤などない会社が多く、売却相談から契約後の引渡しまで一人の営業マンが完結することができます。

相性の良い担当営業マンと出会えるかは、不動産売却を成功させる上でとても重要です。

 

・地域に詳しい。

地元の不動産会社は、地域に根差して営業しており、地域の相場感であったり、不動産業者の繋がりも強いのが特徴です。

不動産を売却する上で、地域に詳しい不動産会社に任せることも重要です。

 

・臨機応変な対応ができる。

大手不動産会社のような独自のルールは少なく、臨機応変の対応が可能です。

 

＜地元不動産会社のデメリット＞

 

・知名度が低い。

大手不動産会社に比べて、圧倒的に知名度が低く、集客力には劣ります。

 

・コンプライアンス意識が低い会社がある。

地元不動産会社には、様々な会社があります。

中には、コンプライアンス意識の欠如した会社もあり、売主が気づかぬうちに莫大な損をする方向へ誘導されていることもあります。

様々な会社がありますので、より見極めが重要になるでしょう。

 

＜まとめ＞

以上、簡単に大手不動産会社と地元不動産会社のメリット、デメリットを解説しました。

不動産売却を成功させるには、不動産会社と担当営業マンの見極めはとても重要です。

より親身になってくれる担当営業マンを探せるといいですね。

 

株式会社ながろ不動産では、松山市、東温市、伊予市、伊予郡砥部町、伊予郡松前町を中心に、愛媛県内の不動産売却を行っております。

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