空き家は水道管の冬支度が必要です|空き家管理
2023/12/162023/12/18
今年も寒い季節がやってきます。
寒さが厳しくなる1月2月にかけては、特に水道管の凍結が起こりやすくなります。
寒波が襲来した場合、特に水道凍結が起こりやすくなりますので、早めに対策をしましょう。
水道管の凍結が起こると、水道管の中の水が膨張し破裂するおそれがあります。
空き家の水道管が凍結し、破裂した場合、気付くのが遅れ被害が拡大するおそれがありますので、水道管が凍結しないよう特に対策が必要です。
<水道管の凍結対策>
・露出している水道管は、保温材などでカバーしましょう。
家の壁や給湯器周りは、水道管が露出している場合がありますので、一度確認してみてください。
保温材は、ホームセンターなどで購入できます。
保温材がない場合は、タオルで代用できます。タオルで代用する場合は、タオルが雨に濡れないようビニールテープなどを隙間なく巻いてください。
・水道の元栓を閉めましょう。
水道の元栓は、水道メーター付近にあります。
止水栓のハンドルを時計回りに回すと元栓は閉まります。
止水栓を閉めていれば、水道管が破裂し水漏れした場合でも、被害は最小限に抑えることができます。
・水道管の水を抜きましょう。
水道管の水を抜いていれば水道管は凍結しません。水道管の水を抜くことができる場合は、水道管の水を抜いていた方が安心です。
水抜栓がある場合は水抜栓を利用し、水抜栓がない場合は、元栓を閉めた後に水道を流し続けることで、水道管の水を抜くことができます。
給湯器は、特に凍結しやすいため、給湯器は必ず水抜きしてください。
<水道管が凍ってしまったら>
水道管が凍ってしまった場合、自然に溶けるのを待つか、温めたタオルを被せ少しずつ溶かしましょう。
熱湯をかけて溶かそうとすると、水道管が割れる場合がありますので、熱湯はかけないようにしましょう。
<水道管が凍結し破裂してしまったら>
水道の元栓をすぐに閉め、水道工事業者に修理を手配しまししょう。
各市町村指定の給水装置工事事業者を調べ修理を手配すると良いでしょう。
修理費用については、空き家所有者負担になりますので、水道業者とトラブルにならないよう工事内容、工事費用は事前に必ず確認するようにしましょう。
<松山市指定給水装置工事事業者一覧>をご参照ください。
<まとめ>
メーターボックスから先の水道管が破裂し、水漏れした場合、多額の水道料金が請求されます。
また、水道管の修理にも多額の費用が掛かります。
空き家は、水道管が破裂し水漏れしたとしても、発見が遅れます。
寒い時期が近付いたら、早めに水道管凍結の対策をしましょう!
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<この記事の執筆者>
株式会社ながろ不動産
愛媛県松山市本町6-6-7 ロータリー本町306号
代表取締役 長櫓 陽光(ながろ ようこう)
宅地建物取引士
行政書士(愛媛県行政書士会所属)
2級ファイナンシャルプランニング技能士
不動産業界歴10年以上
電話番号 : 089-994-6393
FAX番号 : 089-994-6394
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