不動産査定時(訪問査定)に準備する物とは?
2024/05/212024/05/21
今回は、訪問査定時や不動産会社に初めて不動産売却について相談される際に、事前に準備していただきたいものについて解説します。
1.権利書関係
事前に権利書または登記識別情報を準備しておきましょう。
権利書関係を確認することで、所有者の確認をすることができます。
また、権利書関係は決済時(物件引渡し時)に必要となりますので、事前に確認しておくと安心ですね。
特に、相続などで複数回に分けて所有権を取得されている方は、1つの不動産でも権利書が複数存在する場合があるので、事前に必ず確認してもらいましょう。
権利書を紛失されている場合は、別途手続きが必要となります。
「不動産売却時、権利書がない時どうする?」にて紛失されている場合の対応策について解説しておりますので、あわせてご参照ください。
2.売買契約書、重要事項説明書
購入時の売買契約書や重要事項説明書があれば、不動産会社は助かります。
特に重要事項説明書は、物件の詳細な情報が記載されており、どのような不動産なのか確認することができます。
もちろん不動産会社は、改めて不動産の調査を行いますが、過去の資料と照らし合わせるとこでより不動産についての理解が深まります。
売却後のトラブル回避にも役立つでしょう。
3.間取り図、建築図面
不動産売却時に広告をする際に、間取り図が必要になります。
間取り図や建築図面を保管されている場合は、準備しておきましょう。
4.管理規約
分譲マンションを売却する場合、管理規約を確認する必要があります。
また、毎年開催される管理組合の総会の議事録などもありましたら、あわせて準備しておきましょう。
マンション売却時は、管理規約を確認することが必須となります。
5.リフォーム履歴のわかる書類
建物の外壁塗装や室内のリフォームを過去にされている場合、リフォーム履歴を事前にまとめておきましょう。
不動産売却時に、過去のリフォーム履歴はアピールポイントになります。
広告をする際には、リフォーム内容とリフォーム時期を記載する必要がありますので、リフォームした際の見積書やカタログなどがあると、より確認がしやすいでしょう。
6.住宅ローン返済表
住宅ローンが残っている不動産売却の場合、住宅ローン残高の確認をする必要があります。
相談時にローン残高を正確に確認することで、よりスムーズに売却相談を進めることができます。
7.固定資産税納税通知書
固定資産税の額や固定資産税評価額を確認するために必要です。
保管されていない場合は、委任状をいただき役所で固定資産税評価証明書を取得します。
<まとめ>
今回、記載した書類関係は事前に準備していただくと、不動産会社にとって非常に助かるものです。
後々に必要になる書類ですので、不動産の売却を検討される際には、予め準備されておくとよいでしょう。
また、紛失していたり保管されていない場合には、あらかじめ不動産会社に伝えておきましょう。
ながろ不動産では、愛媛県内、松山市、東温市、伊予市、伊予郡松前町、伊予郡砥部町の不動産売却を行っております。
不動産についてのお困りごと、査定依頼などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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<この記事の執筆者>
株式会社ながろ不動産
愛媛県松山市本町6-6-7 ロータリー本町306号
代表取締役 長櫓 陽光(ながろ ようこう)
宅地建物取引士
行政書士(愛媛県行政書士会所属)
2級ファイナンシャルプランニング技能士
不動産業界歴10年以上
電話番号 : 089-994-6393
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