不動産売却をＤＭが届いた不動産が会社に任せて大丈夫？

空き地、空き家、投資マンションなどを所有している方、不動産会社からＤＭ（ダイレクトメール）は届きませんか？

 

私の実家にも、よく不動産会社からＤＭが届きます。

そのＤＭを全部取っておいてもらって、いろいろ参考にしています。

 

不動産会社の人間からして、でたらめな営業文句を書いているＤＭが多いこと・・・。

 

そのＤＭの営業文句は・・・

 

ご所有の不動産のエリアで探されている方がいます！

〇〇万円で買いたいお客様がいます！

現金一括で購入希望の方がいます！

海外の投資家が購入を希望しています！

税金対策ですぐにでも購入したい法人様がいます！

 

挙げたらきりがありません。

 

こういった営業文句でうまく不動産売却できた人を聞いたことがありません。

 

 

まず、売主からすると現金一括だろうが、ローンを組んで購入しようが、一括で売買代金が支払われることには変わりないんです。

営業文句にもなっていないです・・・。

 

タチが悪いのは、「〇〇万円で買いたいお客様がいます」と相場よりもかなり高額な金額で、不動産売却へと誘導する営業手法です。

実際、相場よりかなり高額な金額で購入希望する人は、まずいません。

購入者は少しでも安く買いたいもんです。

 

では、なぜ不動産屋は、実際には高額で買う人などいないのに、このような営業文句を使うのでしょうか？

 

それは、媒介契約を結び、不動産所有者を不動産売却の土俵に出させることに意味があるのです。

専任媒介契約や専属専任媒介契約を結べば、３カ月間は契約で拘束できるのです。

 

〇〇万円で買いたいと言っていたお客様は？

「ローンの審査が落ちました」やら、「金融機関の審査で満額下りませんでした」と減額交渉をしてくるでしょう。

 

土地や空き家などは、相場の７割か８割ほどで不動産買取に誘導されるかもしれません。

 

ＤＭを全て否定するわけではありませんが、美味しい営業文句を謳っているＤＭには十分気を付けてください。

 

 

＜不動産会社がなぜ住所を知っている？＞

 

不動産の登記簿謄本は、誰でも法務局に行けば入手可能です。

登記簿謄本には、所有者の氏名、住所が載っており、それを基に所有者にＤＭを送っているのです。

 

2024年4月1日に相続登記が義務化されました。

相続登記を行った土地の一覧も法務局に申請をすれば、閲覧することができます。

今後、相続登記をした相続人に不動産会社からＤＭが送られることが想定されます。

不動産売却の際は、不動産会社選びは慎重に行いましょう。

 

 

＜まとめ＞

 

全てのDMを否定するつもりはありませんが、不動産会社の質の低い広告やＤＭは後を絶ちません。

東京オリンピック前は、オリンピック後には不動産価格が暴落すると不安を煽り、不動産売却させようとした不動産会社が多くいました。

ふたを開けてみれば、東京の不動産価格はオリンピック後も上がり続けています。

不動産会社を選ぶ際には、営業文句を信じず、慎重に不動産会社を選びようにしましょう！

 

ながろ不動産では、愛媛県内、松山市、伊予市、東温市、伊予郡松前町、伊予郡砥部町の不動産売却を行っております。

売主様が安心してお取引できるよう心がけております。

不動産についてのご相談やお困りごとがございましたら、一度お気軽にお問い合わせください。

 

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